男性はなぜ薄毛になってしまうのか|男性型脱毛症と遺伝

男性型脱毛症で悩んでいる方は実際に少なくありません。

 

男性であるからしかたがない、と思うケースも有るでしょう。

 

しかし、なぜ薄くなってしまうのか気になりませんか。実は裏には、遺伝といったものがあるのです。

 

こちらでは、男性型脱毛症と遺伝の関係性について詳しく解説します。

 

 

■母方から薄くなりやすい遺伝子が引き継がれてしまう

 

・父親が薄かったとしても薄くなるわけではない

 

よく父親が薄いと息子も薄くなる、なんてことがいわれています。

 

しかし、それは都市伝説なのです。

 

父親と息子の薄毛には関連性がないことが分かっています。

 

ドイツのボン大学の研究チームが、薄毛の遺伝は母親から子供に受け継がれることを証明しました。

 

しかし、ここで首を傾げる方もいると思います。

 

母親は男性型脱毛症にはなりませんよね。

 

それなのになぜ子供に引き継がれてしまうのか、と。

 

・薄毛の遺伝は隔世遺伝のようなもの

 

母親の父親が薄かった場合に、自身が薄毛になる確率が実際に高まるのです。

 

また、母親には男性型脱毛症が起こらない秘密についても解説しておく必要がありそうです。

 

そもそも、男性型脱毛症は男性ホルモンのテストステロンが関わっています。

 

女性にはテストステロンが殆ど無いので、AGAは発症しないのです。

 

※ドーピングをした女性アスリートに薄毛が発症したケースも有り、女性であったとしても男性ホルモンを注入すればAGAが発症することはあります。

 

しかし、女性にはテストステロンを分泌する睾丸がないので、一般的に発症することはありません。

 

 

■男性型脱毛症になってしまう遺伝の特徴とは?

 

・5αリダクターゼの活性度の高さが遺伝されてしまう

 

男性型脱毛症は、ジヒドロテストステロンといった物質が体内で生まれ、毛母細胞に「髪の毛を成長させるな」といった信号を送ってしまうことにより発症します。

 

ジヒドロテストステロンが発生するには、睾丸から分泌される男性ホルモンのテストステロンと体内にある酵素の5αリダクターゼが結合する必要があります。

 

その結合のしやすさが、母親から子供へ遺伝されるのです。

 

テストステロンが多ければ結合しやすいだろうから薄毛になりやすいのではないか、といったことを思うかもしれません。

 

しかし、男性ホルモンがいくら多かったとしても、AGAが発症しない例はいくらでもあります。

 

逆に男性ホルモン量が少ないのに、薄毛を発症してしまう方もいるのです。

 

睾丸がある男性であれば、一定量のテストステロンは必ず分泌されます。

 

問題は、5αリダクターゼが活発であるか、そうではないか、なのです。